新人の育成だけでなく、社員の技術向上、資格取得の際に活用される
本社に併設した溶接教育センター。JIS1級の資格取得者によるマンツーマン
指導が受けられるほか、個人練習、資格試験の前の実技練習など、
多彩な用途で個人のスキルアップに役立てています。
- アーク溶接機
- アーク溶接とは、溶接方法のひとつで、空気(気体)中の放電現象(アーク放電)を利用し、金属同士をつなぎ合わせる溶接法。溶加材(溶接ワイヤ、溶接棒)を高熱で溶かして分子レベルで融合一体化させます。
- ミグ溶接機
- 主にアルミを溶接する際に用いられるミグ溶接機。シールドガスによって、大気と遮断された状態で溶接作業を行うため、空気中の酸素の影響を受けずに溶接が進行し、ひずみの発生が少なく、薄板鋼板の溶接に適していると言われます。
- マグ溶接機
- 不活性ガスと炭酸ガスを混合して使うものをマグ溶接と言います。ミグ溶接と比べ、高いエネルギーを発揮するため、鉄系の材料に使用されます。
- ガス切断機
- ガス切断とは、鉄の酸化反応を激しくすることで熱に変え、燃やして切断する方法。鉄が大気中の酸素と反応して真っ赤に酸化する現象を利用し、硬い鉄を切断します。
- アングルカッター
- 鉄の鋼材は、アングルと呼ばれます。アングルカッターは、その名の通り、鉄の鋼材を切る道具。断裁する位置の正確さ、カット面の美しさが技術の見せどころです。
- ヒュームコレクター
- 溶接作業により発生する溶接ヒューム(微細な鉱物性粉塵)を発生源の間近で吸引し、作業場の空気環境を清潔に保ちます。